家族写真を持ち歩こう
今はスマホが当たり前の時代。でも、そんな時代だからこそアナログな対策が功を奏すことも。それが「家族写真」。データじゃなく、印刷された写真です。
一方、手元に写真一枚あれば、万が一家族バラバラになった時に探しやすい、見つけてもらいやすくなります。
写真のいいところは実はそれだけではありません。それは、防犯にもなるいう点です。
混乱に乗じた犯罪
被災時は誰もが非日常の空間に置かれ、他人への関心が薄れがち。そんな混乱に乗じて悪いことをする人もいるのが事実。
こんなことは絶対に起こらないと願いたいですが、いたずら目的などで親や親戚だと偽って連れ去ってしまうなんてことも考えられます。他には、事情があって離れて暮らす片方の親が、ここぞとばかりに連れ去ってしまうなんてことも。
人口の少ない隣近所みんな知り合いみたいな地域ならそんな心配も少ないかもしれませんが、都心部や人口密集地域においては心配は尽きません。
防犯にもなる家族写真
だからこそアナログな家族写真を持ち歩いて欲しいと思います。
・まだうまく話せない幼い子
・気持ちが動転して上手に説明できない時
「自分が親で、この子は自分の子」だと親子関係を証明してくれる助けに。
写真の裏に緊急連絡先、写真に写っている人の氏名などを書いておくと尚いいでしょう。
子供の受け渡しをすることになる人も、この「家族写真」があるかないかを確認してもらえたらと思います。
子供に持たせるだけでなく、家族みんなが一枚ずつ持っているのが理想。なるべく早く家族が一緒になって安心できるよう、いつも持ち歩くバッグや、防災ポーチの中に「家族写真」を入れておきましょう。
この記事を見た時がやる時。スマホの中の写真はコンビニでも印刷できるので、ぜひこの機会に用意してみてください。この家族写真が防災グッズのスタンダードになってくれたらいいですね。
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