災害時に買い占められる備蓄品は、どこに行ってもすぐに品切れ状態になってしまいます。
そうなる前に用意しておきたいですよね。
というわけで、災害時に真っ先になくなる備蓄品5選を紹介します!
起きてからでは遅い。事前の準備が大切です!
災害が起きてから足りないものを買うのでは、相当な苦労が発生します。
これから紹介するものは、大体の人が毎日の生活で必要なもの。そういったものは少し多めにストックしておくのがおすすめ。
今回ご紹介するものは季節に関係なく必要になるものなので、ぜひ押さえておいてくださいね!
災害時にすぐ買い占められる備蓄品5選
5位「お酒」
お酒が好きな人には死活問題。
東日本大震災の時にはあっという間に買い占められたものとしてウイスキーがあったそうです。
ちなみに男女比でいくと、男性の方が女性よりもお酒を飲む量が増えたそうです。
被災者だから嗜好品なんて使ってはいけない。なんていう批判もあったそうですが、被災時だからこそお酒に頼りたくなる人も多いのが事実。
過度の飲酒でなければ責められる必要もないのではないでしょうか。
4位「缶詰」
缶詰は日持ちがするので、長期保存の備蓄食としてとても優秀です。
腐ったりする心配も低いので物々交換の際にも重宝します。
おかず向けの缶詰のほか、フルーツなどのデザート向けの缶詰もあると、いざという時の心の安定にも繋がりますね。
ホッとできる時間は大切です。
3位「米」
米は私たち日本人にとってとても大切な食料。とはいえ、水がないと炊けません。
そんな時に役立つのが、水の備蓄が少なくてもご飯を炊ける知識です。
アイラップのような調理にも使えるキッチン用ビニール袋で炊く方法が有名です。別の記事で紹介しますね!
この方法を覚えておけば、具材を足して炊き込みご飯などのアレンジも可能。
いざという時も「食」にバリエーションを増やしてくれます。
2位「水」
日々の飲料水を多めにストックしておくことで、いざという時に備えられます。
1人が1日に必要となる水の量は3リットル(食事、洗面などを含む)。
政府は最低3日分の備蓄を推奨。できれば7日分をと言われていますので、
【7日分】3リットル×7日=21リットル
一人当たり以上の量が必要になります。
大抵の方は箱買いすると思いますので、目安として以下のように用意しておく方が楽ですよ。
【8日分】水2箱 2リットル6本入り×2箱=24リットル
【水の備蓄量一覧表】
人数 | 3日分 | 4日分 | 7日分 | 8日分 |
1人分 | 9リットル | 1箱(12リットル) | 21リットル | 2箱(24リットル) |
2人分 | 18リットル | 2箱(24リットル) | 42リットル(3箱) | 4箱(48リットル) |
3人分 | 27リットル | 3箱(36リットル) | 63リットル | 6箱(72リットル) |
4人分 | 36リットル(3箱) | 4箱(48リットル) | 84リットル(7箱) | 8箱(96リットル) |
5人分 | 45リットル | 5箱(60リットル) | 105リットル | 10箱(120リットル) |
1位「トイレットペーパー」
どこに行っても真っ先になくなるのがトイレットペーパーです。
水もない状況ではペーパーがないのは、死活問題です。
保管方法さえ間違えなければ、カビが生えたりすることもありませんので日頃から備蓄しておきたいですよね。
トイレの回数は、一日5回程度と言われています。
ここは男女の性差によってもトイレットペーパーの使用量が変わってきますので、一概にこのくらいの量というのは示しにくいのですが、
これに家族の人数×備蓄したい日数を掛けます。
<例えば5人家族なら>
4m×5人家族×7日分=140m
1ロール30mだとすると、約5ロール。
1ロール25mだとすると、約6ロールが必要になります。
これは個人差が非常に大きいので、5人家族なら1週間で1パックは確保しておけば無難かなという感じでしょうか。
またトイレットペーパーは手を拭いたりなど様々なことに使用できるので、少し多めに用意しておいてもいいかもしれませんね。
備蓄で安心
防災の備蓄は心の安定にも繋がります。
日頃から少し多めに用意し、使ったら使った分を補充するということを心掛けられたらいいですよね(ローリングストック)。
というわけで、今回の「災害時に買い占められる備蓄品5選」はいかがでしたでしょうか?
備えあれば憂いなし。思い立ったが吉日。日頃から備えておくと、いざという時に強い状況を作り出せますよ。